緊張と口の中の乾きを改善する知っとくと役立つ方法

緊張しすぎて口の中が乾いてしまった場合の対処法

人前で話す時や責任の重い仕事をする時など、強い不安やプレッシャーを感じる場面で緊張してしまうのは人として当然の反応だと言えるのではないでしょうか。緊張によって生じる症状は精神的なものだけではなく、肉体的な部分にも顕著に表れます。

手足にたくさん汗をかく、動悸がする、呼吸が早くなるなど、その症状は人によってそれぞれ異なりますが、実は口の中が乾いてしまうという症状も多くの人に表れるものの一つとなっています。極度の緊張によって口の中が乾いてしまうのは、自律神経の働きが大きく関係しています。自律神経は全身のあらゆる部分が正常に働くように調整を行う司令塔とも言うべき神経で、唾液の分泌も自律神経によって管理されています。しかし、自律神経にはストレスによってバランスを崩しやすいという弱点があるため、緊張が高まると体のいろいろな機能がうまく働かなくなってしまうのです。

緊張して口の中が乾いてしまった時には、何らかの方法で口の中を潤すことが一番です。
手っ取り早い方法では水分を含むことがおすすめですが、飴やガムを食べることでも唾液の分泌を図ることはできます。飲み物や食べ物を摂る余裕がある場合は、あらかじめこれらのものを手元に用意しておくとよいでしょう。

しかし、時と場所によっては何かを口に入れる余裕すらないこともあります。そのような場合には舌を使った簡単な運動を行うことで唾液の分泌を促してみましょう。

舌を意識的に動かすと唾液腺が刺激されて口の中を潤すことができます。上あごを舌の先で弾いて音を出したり、頬の内側を舌で押すように刺激したりするだけでも自然と唾液の量が増えますので、口の渇きが治まるまで続けてみましょう。

    
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