レーザーサクション法

レーザーサクション法で効果アップ

わきの下の多汗症手術方法には、マイクロレーザー法や吸引法などがあります。ですがこれらの方法ははっきり言って高い効果は期待できません。これらの技法は多汗症の原因となる汗を分泌する汗腺そのものを除去する、というものですが、実は50％程度しか除去できないのです。そこで考え出されたのが、レーザーサクション法です。

レーザーサクション法は、わかりやすく言うと、マイクロレーザー法と吸引法の両方を用いた方法になります。まずはYAGレーザーをわきの下に照射し、汗腺を破壊します。そしてそのあとにわきの下を3～5mm切開して専用の器具を使用して、汗腺を吸い取るという方法になります。そのため、従来のレーザーや吸引よりもはるかに高い効果が実現できるのです。

また、多汗症の手術と言うと気になるのが副作用です。特に代償性発汗は、今の多汗症の症状よりも酷くなるケースがあり、よく考えてから手術に踏み切らなければいけません。ですが、レーザーサクション法は、重大な副作用はほとんどありませんので、その点では安心してできる手術方法と言えるでしょう。

レーザーサクション法の概要

レーザーサクション法はこんな方にオススメ

レーザーサクション法は、綺麗に汗腺を除去できれば、手術痕も目立ちにくく、それでいて半永久的な効果が期待できます。とは言うものの、全ての多汗症の方にオススメできるわけではありません。特にオススメしたい方、別の術式の方がいい、という方もいらっしゃいます。

レーザーサクション法をオススメしたい方

レーザーサクション法をオススメできない方

レーザーサクション法のクリニック選び

レーザーサクション法は、傷口も小さく、100％とはいえないものの多汗症の軽減に高い効果を発揮します。ただ、これもクリニックによって差が出てきます。

ネーミングこそ異なりますが、レーザーサクション法は様々なクリニックで実施されています。技術の差もありますし、技法によっても効果が若干異なってくるのです。

クリニック選びのポイント