緊張と心身の調整をする知っとくと役立つ方法

緊張を追い出すための心と身体の調整法

社会の中で生活していると自分が苦手とする場面を避けて通れないことが多々あります。
たとえば、大勢の前でプレゼンやスピーチをしないといけなかったり、入社や入学試験などが代表的です。

緊張したときの特徴として、動悸が激しくなる、呼吸が浅くなる、手が震える、身体が固くなるといったものが挙げられます。
これは人間は苦手な場面に遭遇すると、自分を脅かす危機的場面として認識してしまうことから起こっている現象です。危機的場面で戦う、逃げるといった原始的な行動をとるために自動的に交感神経が活発に活動しはじめてしまうのです。

こういった緊張によって失敗してしまった経験がある人も少なくないでしょう。しかし、実際には緊張を調整するための方法もいくつかあるのです。
心理カウンセリングでもよく使われるものとして呼吸法や自律訓練法というものがあります。呼吸法とはいわゆる腹式呼吸のことで、ゆっくりと鼻から息を吸って、口から吐き出すというものです。ポイントは空気を吸い込んだ際に胸ではなくお腹が膨らむようにすると効果的です。緊張により呼吸が浅くなってしまうのであれば意識的に深い呼吸をすることでリラックスするための方法です。

もう一つの自律訓練法は日々の生活で多少の練習が必要です。
自分でやるよりも臨床心理士や精神科医といった専門家のトレーニングを受けるほうが早く習得できます。そのため、あまりに緊張が強い場合には精神科クリニックやカウンセリングルームを受診すると早くに効果が出ます。そのほかにも周囲をゆっくりと見渡して自分の置かれている状況を客観的に分析するだけでも安心感を得ることができます。とかく日本人は緊張しやすいと言われていますが、自分の身体や心に起こっている現象ある以上、調整することもできるのです。

    
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