最新治療法ミラドライで、傷を残さず多汗症を治す

ミラドライで多汗症治療ミラドライは、わきの下にマイクロウェーブを照射して、多汗症の原因となる汗腺を破壊する治療法です。汗腺が破壊されるわけですから、施術後は汗が出なくなります。皮膚を切開せずに皮膚の上から照射するため、手術痕が残ることもなく、ダウンタイムも少ないのが特徴です。

また、基本的には一度破壊された汗腺が再生することはありませんので、半永久的な効果が期待できます。

さらに、わきがの原因となるアポクリン汗腺も破壊するので、軽度~中度のわきがであれば臭いをなくすことが可能です。

このミラドライは、最新の治療法のため、症例数が少ないというデメリットがあります。ですが、皮膚を切るわけではなく、汗腺にのみ作用するのですから、身体への負担が少なく副作用もほとんどないと言われています。

ミラドライの概要

部位 わきの下
手術時間 片脇20~30分(麻酔が必要な方は+30~40分)。
手術回数 1~2回
効果 1回の施術で70%、2回でさらに効果アップ。
持続期間・再発 半永久
(※思春期にアポクリン腺は増加するので思春期に受けた方は再発の恐れあり)
傷跡 ほとんどないが、1ヶ月程度は皮膚がボコボコになることも。
術中の痛み。 ほとんどなし(麻酔のため)。
術後の痛み 24時間程度痛みがあり。
副作用 神経が鈍くなる、しこり、つっぱり感が出ることもあるが半年程度で解消。
入院 不要
通院 定期的な検診は必要。
脱毛効果 100%ではないがレーザー照射による高い脱毛効果がある。
わきがへの効果 軽度~中度のわきがに効果あり。
術後の生活 当日は激しい運動は避ける。腫れがある場合には入浴、飲酒は避ける(腫れは1週間程度でおさまります)。
費用 30~50万円

ミラドライはこんな方にオススメ

ミラドライは多汗症の治療に高い効果が期待できる上、ムダ毛処理、軽度・中度のわきがにも効果があります。そしてメスを使う手術ではありませんので、身体への負担もなく傷も残りません。

ただ、ミラドライは施術してはいけない方もいらっしゃいます。安全性も確認されてはいるものの、最新治療法で症例数も多くありませんので、体調の悪い方はよく医師と話し合って行うといいでしょう。

ミラドライをオススメしたい方

・腋窩(わきの下)多汗症の方
・少しでも傷口を残したくない方
・軽度のわきがも一緒に解消したい方
・わき脱毛も一緒にしたい方

ミラドライはオススメできない方

・腋窩(わきの下)多汗症の以外の方
・重度のわきがの方
・ペースメーカーを使用している方
・レーザー脱毛中の方
・費用を抑えたい方
・妊娠中、授乳中の方
・18歳未満の方
・100%の多汗症解消したい方

ミラドライを行うクリニックは少ない

ミラドライは最新治療法のため、まだまだ施術するクリニックは少ない状況です。また、手術が受けられるクリニックでも、まだ症例数が少ないところが多くあります。それほど難易度の高い治療法ではないとはいえ、経験が少ないと様々なトラブルが起こるリスクはあるでしょう。

また、クリニックが少ないということは、競争率も低いため比較的費用面が高くなってしまう傾向にあります。

クリニック選びのポイント

・自由診療のため、費用面
・実績があるかどうか(最新治療法のため症例数が少ない)
・再手術のサポート
・技術に対する適切な知識、その説明があるか

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