顔面多汗症は隠せない部分だからこその悩みと対策方法
顔に大量の汗をかいてしまう顔面多汗症は、他の部位と違い隠すことができないため大きな悩みにもなりやすい多汗症の一種です。
緊張や不安からくる精神性多汗症も顔面多汗症には多く、緊張や不安から汗をかき、汗をかいてしまっていることでさらにストレスを感じ汗が止まらなくなってしまうという悪循環に陥ってしまうこともあります。
顔面多汗症の原因は、はっきりと解明されてはいないのですが、自律神経の乱れやストレスなどから起こることが多く、中には遺伝的なケースもありその場合には根本的なケアができないので治療が難しいとされています。
顔面多汗症に適した対策
顔面多汗症の場合、その原因が精神的なものだと断定されない限り、対処療法を取る以外には手がないと言われています。
緊張したとき不安を感じているときに異常な量の汗をかくと自分でわかっていれば精神科への受診で対応できますが、そうでないときには汗をなるべく目立たせないようにしたり、自分で行うケアを日々していくことがメインとなってきます。
クリニックでできる方法としてはボトックス注射でのケアですが、高価な上に半年から1年毎に注射を続けなければならないことや、顔にボトックスを入れるため仕上がりがどうなるかは医師の腕次第という面も施術に踏み切る怖さがあります。
自分でできる対処療法はミョウバン水を作って塗ったり塩化アルミニウムが配合されている制汗剤を使用するなどですが、制汗剤は顔には使えないことも多いので購入の際は顔にも使えるかどうかしっかりチェックしておきましょう。
ボトックス注射 | |||
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持続性 | 半年~1年 | 効果 | ◎ |
1回当たりの費用 | 高価 | 副作用 | 内出血 |
ミョウバン | |||
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持続性 | 数時間~1日 | 効果 | △ |
1回当たりの費用 | 安価 | 副作用 | かゆみ・炎症 |
塩化アルミニウム | |||
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持続性 | 1日 | 効果 | ○ |
1回当たりの費用 | 安価 | 副作用 | かゆみ・炎症 |